08子供の脳の発達

子供の脳の発達

10歳がいかに大切な年代か。少し考えてみましょう。
【脳細胞の第一次発達期】
母親の胎内から生まれ出た赤子は、周囲の環境から五感を刺激され敏感に反応します。
そして、その反応を通じて脳細胞は急激に増加していくことになります。
このような感覚器官を通じての脳細胞の増加は3歳ぐらいまでに完了します。
この脳細胞の発達に併せて、赤子は自分と他者を区別できるようになってゆきます。
【脳細胞の第二次発達期】
自分と他者を区別できるようになった脳はさまざまな認識作業を行うようになります。
その過程でさらなる脳細胞の増加がはじまり、この増加は10歳くらいまでつづきます。
この段階で一生の脳細胞の数はほぼかたまります。
【安定期】
第二次発達期を終えると脳細胞の数自体はほとんど増えることはありません。
最新の研究では「読み書きそろばん」によって、わずかに脳細胞が増えるという結果も出ていますが、むしろそれは、脳の劣化防止と考えた方がよいようです。
ただし、脳細胞はそれ単独では機能せず、シナプス結合という回路が脳細胞間につくられることによって働くようになります。
シナプス結合の数は脳を使えば使うほど増えていきます。
◎1月の行事にもどる